お疲れ様です!! U-toです。
よくSNSで有名な楽曲のカバー動画を挙げたりしていますがそれはほんとにカバー動画でしょうか。
今日はコピーとカバーの違いについて話していきたいと思います。
カバーとは
カバーとは自分の楽曲ではなく他のアーティストのオリジナル楽曲を自分の歌い方で歌ったものをいいます。
メジャーのアーティストがカバーアルバムをリリースしていますがそれがこれに当たります。
自分の楽曲であるかのように自由に歌っています。
もちろん歌詞やメロは変えていません。
このように自分の歌い方がしっかりできているものがカバー動画と言います。
コピーとは
コピーとは自分の楽曲ではなく他のアーティストのオリジナル楽曲を歌っている人の真似をして歌ったものをいいます。
SNSであがっているカバー動画を言われるものはほとんどコピー動画だと思っています。
たくさん聴いて練習して動画を録ったんだなとわかるビブラートや強弱の付け方、癖までそのオリジナルとそっくり。
それはカバーではなくコピーです。
でもコピーが悪いとは言っていません。
コピーはそのアーティストが持つ技術などを学ぶことができますし歌ってくれる先生がいる分とても練習になります。
歌をはじめたばかりのアーティストがボイトレなどで他のアーティストの曲を歌わされるのはそういう理由です。
コピーから学ぶ
まだ僕がMost Lady Killerとしてデビューする前に1回だけ公開オーディションを受けたことがあるのですがそのときに1人のアーティストに審査員がこんなことを聞きました。
「どんな気持ちで歌いましたか?」と。
オーディション参加者は「世界観を意識して歌いました」と答えました。
すると審査員は「それは〇○の世界観であってあなたの世界観ではありません」と言ったのです。
要するにそのアーティストが歌ったのはカバーではなくコピーで歌い方も癖も世界観も全てオリジナルを真似していたということです。
それではオーディションは受かりませんよね。
最初からカバーを歌うのはもちろん難しいです。
コピーをすることによって自分の歌い方が出来上がってくるのも事実です。
アーティストのみなさんはまずいろいろなアーティストのコピーをして自分のオリジナルを見つけてみてください。