お疲れ様です!! U-toです。
督促状、少額訴訟、通常訴訟については理解できましたか。
そんな今日は諦めるな 少額訴訟の書類の書き方をテーマに書いてきたいと思います。
少額訴訟
個人事業主やフリーランスでは60万円以下の金銭の支払いを請求する訴えはあまりないのかなと思っています。
なので今回はBright Soundも経験した少額訴訟のやり方について書いていきたいと思います。
Bright Soundが行った少額訴訟では大体3ヶ月から4ヶ月程度かかりました。
理由は書類の不備や証拠の再提出など裁判所に何回か行ったからです。
書類や証拠がすべて問題なく揃ってはじめて被告に少額訴訟の通知がいきます。
通常訴訟は弁護士がつくことが多数ですが少額訴訟は弁護士に依頼しなくても行うことができるため僕は弁護士に依頼せず自分で調べました。
それが大体3ヶ月から4ヶ月かかった要因です。
自分でやるにはなかなか大変かもしれないですがこのブログでもやり方を書いておきますので是非参考にしてくださいね。
事前に知っておきたい必要な情報
まず確認しないといけないのが必要な情報が揃っているのか。
- 被告の本名
- 被告の住所
- 被告の電話番号
この3つは必須です。
書類などすべて揃った後訴えた旨を裁判所が被告に通知をするのですがその際被告の本名と住所がないと通知書が届きません。
またその通知を無視された際や確認などに使用するのが電話番号。
この3つは仕事を請負う前に必ず契約書等で記載してもらうようにしましょう。
また少額訴訟は被告が住んでる地域の管轄である裁判所で行われます。
どこの裁判所になるのか確認が必要です。
少額訴状に必要なもの
必要なものは以下になります。
- 訴状(2通)
- 収入印紙
- 郵便切手
- 証拠書類(2部)
訴状
このように訴えますよという内容が記されているものです。
賃金の請求や給料の請求など自分にあった形式を選択します。
Bright Soundの場合は金銭支払(一般)請求を選びました。
裁判所のホームページからダウンロードし印刷して記載してください。
自分の分と被告の分の2通準備します。
収入印紙
申立手数料として納めます。
これは訴額によって決まります。
訴額 | 手数料額 |
---|---|
~10万円 | 1000円 |
~20万円 | 2000円 |
~30万円 | 3000円 |
~40万円 | 4000円 |
~50万円 | 5000円 |
~60万円 | 6000円 |
収入印紙はお近くの郵便局で購入してください。
郵便切手
郵便切手は訴状や裁判が決まったときの日にち通知を被告に送るときなどに使用します。
余った切手は後々返してくれます。
金額は裁判所によって変わってくるのであらかじめ裁判所に確認したほうがいいかもしれません。
郵便切手はコンビニや郵便局で購入してください。
証拠
とても重要になるのが証拠。
この仕事をこの料金で請け負ったという証拠です。
Lineやメールなどの文章や契約書など証拠になるものは全部提出しましょう。
これも自分の分と被告の分の2部用意する必要があります。
訴状の書き方
裁判所に訴状のテンプレートが用意してあるのでそれを使用するほうがわかりやすいです。
調べれば記載例もちゃんとでてきます。
しかしこのテンプレートを使用しないと訴訟ができないというわけではありません。
パソコンのワードで作成してもちゃんと記載しないといけないことが書かれていれば大丈夫です。
事件名
まず1番上に書かないといけないのが事件名。
正直なんでも大丈夫だそうです。
未払い料金請求事件や音源制作代金請求事件など何を請求したいのかがわかるような事件名にしておきましょう。
原告、被告
知っておきたい情報で書いた被告の本名、住所、電話番号はここで使います。
原告として自分の名前、住所、電話番号も記載します。
請求の趣旨
○○円支払ってほしいという金額を書きます。
訴訟費用は被告の負担とするは記載するのが一般的です。
仮執行の宣言を求める部分にレ点を入れておきましょう。
紛争の要点(請求の原因)
ここが裁判で最も重要なのではないでしょうか。
また書き方もとても迷うところです。
ここでは完結に書きことが大事です。
- この仕事をいつ引き受けていつ仕事が終了したのか。
- その仕事をいくらで請け負ったのか。
- 何度も支払うように言ったが誠意がなく支払う意思がない。
- 結果いくら請求するのか。
上記を書けば問題ないと思います。
もし不明点などがあれば裁判所から電話で聞かれると思います。
添付書類
契約書や内容証明など証拠となる書類を記載します。
自分に有利な内容か内容が不利なものになっていないかを確認しましょう。
絶対に諦めない
少額訴訟に必要なものはわかりましたか?
はじめての場合は意外と揃えるものが多く結構たいへんかもしれないですが裁判所に問い合わせればわからないことを丁寧に教えてくれます。
まずは絶対に諦めないことが大事です。
悪いのは支払ってくれない人です。
自信を持って臨んでください。