お疲れ様です!! U-toです。
前回は配信リリース向けのタイムスケジュールを提案しました。
そんな今日はCD全国流通をするときのタイムスケジュールをテーマに書いていきたいと思います。
楽曲作成からレコーディング、ジャケ写撮影までは配信リリースと同じなのでこちらをあわせて読んでみてください。
ジャケデザイン
楽曲作成、レコーディング、ジャケ写撮影が終わったらジャケ写のデザインとなります。
配信リリースではジャケ写は1枚あればよかったのですがCDとなるとCD表と裏、歌詞カード、盤、盤裏、帯と最低でも6つのデザインが必要となります。
またCDのデザインはイラストレーターでやらないといけないのでイラストレーターは習得しておくと納得できるデザインを自分で作ることができると思うのでオススメです。
そしてそれがコスト削減にも繋がります。
CDデザインはデザイナーによって納期が違いますがこちらも多く見積もって1ヶ月あればいいかと思います。
プレス業者が提供しているテンプレートを使わないといけないこととそれを理解できる人でないとなかなかスムーズには進まないと思います。
CDプレス
CDデザインが終わったらCDプレスとなります。
CDは枚数に応じて値段と納期が違うので自分に合う枚数を選びましょう。
100枚だとだいたい2週間ほどかかるところが多いようです。
正月や大型連休のときは納期が遅れるので注意が必要です。
店舗インフォメーション
CDデザインのときに平行して流通会社に楽曲情報を流します。
これにより正式にリリース日が決まり、JANコードが発行されます。
また知っておきたいのはこの段階で店舗インフォメーションが流れるということです。
店舗インフォメーションとは各CDショップで予約ができるようになるということです。
この店舗インフォメーションのことを知らないとCDリリースの宣伝ができませんよね。
これを教えてくれない事務所も多々あるようなので店舗インフォメーションのタイミングは事務所に聞いておきましょう。
予約締切日
こちらも知っておきたい情報ですがCD全国流通には予約締切日というものがあります。
これは予約をすることができなくなるということではなくここまでの予約で初回発注枚数が決まるという日です。
CDリリースをする度に僕がはやめに予約してほしいというのはこの初回発注枚数が関係しているんです。
CDショップも在庫をたくさん抱えたくないため予約数を見てぎりぎりの枚数を発注してきます。
予約締切日が過ぎてから予約数があがると追加で発注が入るためCDショップも流通会社も事務所も大慌てになります。
できれば予約開始してからなるべくはやめに予約してあげてくださいね。
3ヶ月から半年は必要
CDリリースはだいたい半年くらいの期間を設けるのがいいと思います。
CDリリースの2週間くらい前には流通会社の倉庫にCDを予約枚数分送らないといけないのでそれまでにはきちんとCDを用意しておきましょう。
CDリリースは物がある分とても大変ですがタイアップや様々なチャンスが広がるのも事実です。
自分のアーティスト活動をよりよいものに変えたいと願うときにCD全国流通も視野に入れてほしいと思います。